ねきろむが稀に更新するブログ

読み書きが苦手ながらに手に取ったものをざっくり短めに5分ぐらいの文量でレビューします(2019年以前の記事を整理中)。当ブログはamazonアソシエイトを使用しています。

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【漫画レビュー】 エロい!可愛い!超展開!

どうも、ねきろむです。

 

漫画は結構読む方なのにネタバレを意識すると何も喋れなくなってしまうので更新を渋ってましたが今回は実験的に自分が新刊をまとめて買った時にそれらをまとめて紹介する記事を書きたいと思います。

 

題して『最近買ったマンガのハナシ』

そのまんまですねw

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ちなみに今回はこの3冊

 

 

 

 

 

 

 

不滅のあなたへ10巻 『フシの新たな能力』

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表紙は9巻の終盤で登場したエコという言葉をほとんど話さない少女です。

今回はこの子がちょっと活躍します。土器を通じて意識を通ずる土器人という種族らしいです。

 

9巻の後半でフシは国をノッカーから守るための術を黒い男から学びます。

それは自分の体を拡張させ、物を作り出し、それを張り巡らせることでノッカーが現れる場所を検知するというものでした。自分の体から生まれた物は繋がってる限り感覚を共有できる模様。

 

これを使って1つの国の全てを自分の体で再構築しノッカーの出現をいち早く検知しようと修行を始めたのが前回の終わり。

 

今回は国民から信頼を勝ち取り、ノッカーから人々を守るために国を1つ再構築する話です。

前回の予告にも登場した3人の新しい人物も色々とワケありで

彼らもこれまでの登場人物同様にそれぞれの物語があります。

 

が、今回湯いいいつ違うのはフシに近づいた動機です。

予告では不死身がふさわしい、とのことでしたがその真意は・・・?

 

そして最終盤、8巻の中盤でフシが無意識に発動した能力。

自分の体から作り出した人間の体に生命が宿る。という能力が発動し、あの人物が蘇ります。

 

 

自分が読み始めた時は4巻でしたがあの頃は

どこに向かってる話なんだろう。と少し不安ではありましたがここ最近はちゃんと進んでいるような気がします。とはいえ便利に、強くなりすぎたフシの能力。

 

最後はどう処理するんでしょうか。

 

 

 

 

 

 

亜人ちゃんは語りたい7巻『クールで可愛いカオルからまさかの展開』

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沖縄からの留学生、キジムナーの亜人、カオルが登場します。

キムジナーは人の心が読めて釣りに多大な恩恵をもたらし、魚の目を好んで食べるという性質を持つらしいです。当の本人も人の心を読むことができるのですがその能力をあまり使わないように普段はサングラスをかけている模様。今回はそんな彼女を中心にしたお話でした。

 

前回は座敷わらしのざしこと高橋先生の姪、陽子の悩みを解決するお話でした。

今回もキムジナー特有の悩みを解決するわけですが、その終盤。最後の3ページ。

いきなりどエライ展開になります。

 

これまで立ててきた推測が良くも悪くも身を身を結ぶ形になり…

最近が特にSF色の強い内容もとい考察でしたがここにきて一気にSF色が増した気がします。

 

でもこの話8巻に引き継ぐのかな…?

予告じゃノータッチだったけど。

 

亜人ちゃんは語りたい(7) (ヤンマガKCスペシャル)

亜人ちゃんは語りたい(7) (ヤンマガKCスペシャル)

 

 

 

 

 

 

エロスの趣旨 3巻『ストレートでハートフルなエロス』

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まだノータッチの作品なので知らない人もいるかと思います。エロスの種子です。

内容は基本的に1話完結の短編。長いものだとあいだに短編を挟みながらちょっと長めに続く話です。

 

主な部隊は昭和初期から平成元年ごろ、戦時中の話もあれば時代背景がはっきりしない平成っぽい話もありますが主に昭和の話です。

 

内容はタイトルにもある通りエロスの種子。性の衝動を知り、芽吹くまでの話。十人十色の性の衝動とその矛先と結末が描かれてます。

 

その時代、環境にいたからこそ目覚めた性の片鱗。生物として、生命として、本能としてのセックス。

身分の差だったり環境の差を超えた愛。とその悲惨な結末。というドラマ仕立てになってます。

 

読み物として素晴らしいです。絵も綺麗。

作品紹介はここまでにして最新巻の話を。

 

これまで2冊とも短編集のような編成でしたが今回は長編2作と短編1作編成です。

 

1つは2巻から描かれていた日本画家の男とモデルの話。現行一番長く続いてる話ですね。 今回一番好きな話です。

2つ目は3巻から始まった話ですがこれもまたいい話です。

3つ目が短編、今回は終戦直後の話みたいです。

 

戦争が絡んだり病気が絡んでくると最後は切ない終わり方をする作品でしたが

今回に限っては短編を除いた2作は心温まる話です。悲劇的な側面はあれど2人が綺麗に幸せになって終わるというかなり珍しいパターン。たまにはこういいのもいいよね。

 

エロスの種子 3 (ヤングジャンプコミックス)

エロスの種子 3 (ヤングジャンプコミックス)

 

 

 

 

 

最後に

以上が今回買った新刊の紹介と感想です。

しばらく中のカテゴリの扱いに困っていたので今後はこんな感じで新刊の紹介をしながら、時々オススメの作品を一挙紹介する感じでいきたいと思います。

 

オススメがあったら是非コメントで教えてください!

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

 

【書くに足らないこと】ボクノトリガー

どうも、ねきろむです。

 

ファミ通主催の平成最高のゲームベスト3の1位にクロノトリガーが選ばれたと聞いて書くなら今しか!

ということで思い出話をさせてもらいたいと思います。

 

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自分にとってクロノ・トリガーは人生で最初に遊んだゲームです。

その最初というのも自分が保育園に入りたての頃、4歳の時です。

 

自分を身ごもっていた頃、母はかなりのゲーマーだったらしく当時遊んでいたソフトが大量にはいったケースとSFC本体を見つけたのがことの始まりでした。

 

母との外出が大好きだった自分は、自分の思ったように好きな場所に行けることがとにかく楽しくて保育園から帰っては電源を付け、帰っては電源をつけを繰り返していました。

 

その時はまだ母親のセーブデータを使って遊んでいただけなのでクリアしたことはなかったのですが、それから少しして母から『自分のデータで遊びなさい』ということで自分の物語を始めることにしました。

 

クロノに自分の名前、マールに妹の名前、ルッカに母の名前、カエルに父の名前、エイラに祖母の名前をつけて遊んでました。ロボと魔王はそのまんまでした。

 

気分的にはもう完全に家族旅行です。家族の名前がついたキャラ達といろんな時代を渡り、時に隣に母が座って攻略指南を。変わって父が座って攻略指南を。そんな思い出があります。

 

で、クロノ・トリガーをクリアした頃。

天地創造をクリアし、フロントミッションを挫折したりしてる中

父が続編があるということで買ってきたのがクロノクロス

 

そこからどんどんゲームにのめり込んでいき今に至るわけです。

 

つまりはあの時クロノ・トリガーを見つけてなければ自分は今ゲームをしてなかったかもしれないし、ゲームをしていなければ今とは180°違う人生を送っていたと思います。

 

そう考えるとクロノトリガーは自分にとって人生のトリガーだったと言えます。

 

それぐらい好きな作品なのに同級生でクロノトリガーが好きな人が周りに1人もいないんですよね。

平成8年生まれはクロノトリガーの世代じゃないってのも大いにあるんですがそれにしても悲しい。

 

そんなクロノトリガーはPSへの移植に始まり、DS、iOS、Steamと移植を繰り返してかなり遊びやすくなってます。しかしそれぞれ絶妙にアレンジがかかってたり新規要素があったりと、思考と言われるSFC版を再現してるのはSteamとPS版のみというちょっと残念な感じになってます。

 

クロノトリガーの魅力は今更自分の口から語るものでもないと思うので割愛します。

 

平成最高の1本と言われたクロノトリガーですが今でも十分楽しめると思います。

 

戦闘中常に動き回る敵の位置を見ながら範囲攻撃のタイミングを計ったり、合体技を使うために全員分のゲージが貯まるまで待ってみたりと、RPGの定番から斬新なシステムまで色々。

 

お手持ちのハードで是非一度遊んでみてはいかがでしょうが。

 

 

 

 

 

 

ちなみに2位はブレスオブザワイルド、3位はニーアオートマタだそうです。

ブレスオブザワイルドはわかるけどニーアかぁ。

 

いや、たしかに面白いんだけど最高の1本と言われるともっと色々候補が上がるかも。

 

でもまぁ投票数7100票ということでゲーマーの規模から見たらほんの一部といっても過言ではありません。

俺のベストは俺のベスト、私のベストは私のベスト。

ランクインしなかったからといって比べることはありません。

 

それでも自分の中でクロノ・トリガーはベストですがね!

 

 

 

【漫画レビュー】実家の本棚にある漫画を一挙紹介

どうも、ねきろむです。

 

引越しシーズンはもうすぎたと思いますが、自分自身引越しは済んだもの新居にはまだ済んでないし必要最低限のものとまとまった時間がないと運搬できないものしか送ってません。

 

特に実家から出そうと思ったけど量が多すぎて出せない!

隣がちな紙媒体。その中でも特に漫画の扱いは特に困ります。

 

かく言う自分は引越しが決まる半年ほど前に700冊ぐらい持ってた漫画をニトリの細長い本棚の中に100冊ちょいぐらいまで納めたのですが、それでもなかなかの重量なので残念ながら新居には持って行かず向こうで読みたくなったものは電子版で買い直す。という決断をしました。

 

と、言うわけで自分が実家を離れる前に実家にある漫画を全部紹介しようと思おいます。

自分はもともと読みたい漫画は見境なく買っていたので、読まずじまいで売ったものから読んだけどそこまで面白くなかったものまである中で、連載中、連載終了作品のどっちもから選び抜いた名作。

 

いやゆる俺的名作だけが今ここに残ってます。

量が多いので気になる作品だけチェックしていただくのがオススメです!

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全14タイトル、並びはタイトル順です。

画像出典:amazon.co

 

 

 

1.甘々と稲妻(完結済)

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全12巻

先日完結したばかりの作品で、アニメ化もしてるのでご存知の方も多いかと思いますが

一時期大量発生した飯物の漫画を生み出したきっかけだと個人的に思っている作品です。

 

妻を亡くした犬塚先生と幼稚園に通う娘のつむぎ。

料理が上手だった妻のご飯で育ったつむぎとコンビニ弁当を食べる日々を送る中で、お花見をしに来た2人が犬塚先生の高校の生徒である飯田小鳥に出会う。

両親が家におらず1人でご飯を食べることが多い彼女の家は料亭。

そんな2つの家族の大人と子供と女子高生が料理の作り方を覚えながら、それぞれの人生と向き合いがならつむぎの成長を見守る。といったお話です。

 

自分がこの作品を読み始めたきっかけは、なんかの漫画の挟み込み広告に載っていたのをみたのがきっかけだった気がします。

 

自分の中ではうさぎドロップのように不器用な大人とその家の女の子が2人で成長する物語として非常に和やかな気持ちで読んでいました。

 

高校教師の犬塚先生は先生として小鳥の相談に乗ったり、父親としてつむぎと接したりする中で不安定な子供の心と向き合いながら不器用ながらに育てて行き、その手料理と愛情を受けて成長していくつむぎ。

 

これを読む時の心境は完全に保護者です。

 

幼稚園時代と小学生時代は特に手がかかるのか、つむぎの成長を時間をかけて描かれており小学校を卒業して大学に進学するまで子供が1人で成長する時期は親にとっては一瞬なのかなぁと子供がいないのに考えさせられてしまいます。

 

料理漫画の中でも料理から始まる家族やそれに関わる人々の成長という暖かいストーリーが展開されるオススメの作品です。

 

 

 

 

 

 

2.俺物語!!(完結済)

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全13巻

 

一時期めざましテレビに取り上げられたり、映画になったり。

異色の少女漫画として脚光を浴びたこの作品を知らない人はいないんでしょうか。

 

自分が最初に読んだ少女漫画はとなりの怪物くんなのですが、少女漫画=美少年。

というイメージが切っても切り離せないもので、他の作品は全然感情移入できず読むこともしなかった矢先にアニメで放映されてるのを見つけて衝撃を受けたのが最初です。

 

主人公は表紙のど真ん中に写ってる郷田武雄。

身長はどう見ても2メートルはあり、肩腕立て伏せも軽々とこなし、幼少期は野生児同然の遊び方で育ってきた、美少年とは程遠いギャグ漫画にでも出てきそうな彼はこれまで一度も好きな人と付き合えたことがなかった。そんな高校生活のスタートの電車の中で痴漢に襲われる女子高生、大和凛子を助けたことをきっかけに2人は交際を始めることに。

 

あまりにも純粋すぎる2人とそれを見守る武雄の親友砂川君。

武雄は大和との交際を通して、自分の不器用さに気づき人間として、男として成長していく。

既に漢として一定値に到達していた彼に足りなかった男の部分を見出していく。

 

そんな武雄の成長と2人の交際。それを取り巻くいろんな事件。

普通の少女漫画とは大きく異なる、でもちゃんと恋愛してる。そんな作品です。

 

いつもの少女漫画に飽きてきた人は是非!

 

 

俺物語!! 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

俺物語!! 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

 

 

 

 

3.君と僕の大切な話(連載中)

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最新刊5巻

 

自分が初めて読んでどハマりした少女漫画であるとなりの怪物くんの作者、ろびこ先生の最新作です。

前作同様に不器用同士の恋愛模様であるものの不器用の方向性がまた特殊。

 

独自の正論を語る東司郎とポジテイブでストーカー体質な美少女相沢のぞみ

季節や状況で場所を変えながら一見どうでも良さそうなテーマに謎の深みのある論議を繰り広げながら、距離が縮まったり縮まならかったりと言った日常を繰り広げています。

 

胸を締め付けられるような恋愛、甘酸っぱい恋。というよりも

なんだこいつらまだ付き合ってないのか。という恋愛マンガのクラスメイト的なポジションで楽しめる

ほんわかした作品です。

 

読み始めたのは、大学入って前作を読み終わった時にとてつもないろびこロスに襲われて、ろびこ先生の新作を探して本屋に通いつめてた時に1巻を見つけて買ったのが始まりでした。

 

巻数も少ないしストーリーも笑いどころが多い作品でおすすめです。

俺物語!!とは違うベクトルの独特な少女漫画ですね。

 

 

 

 

 

 

4.進撃の巨人(連載中)

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最新刊28巻

 

もういろんなところで語られ尽くされているので今更オススメしなくても読む人は読んでると思いますが改めて推させてもらいます。

 

自分が現状集めている作品の中で、オチの引き込みが他を寄せ付けないほどに素晴らしい作品です。最新刊28巻の衝撃のラストはもちろん、まだアニメで放映されていないウォールマリア最終奪還作戦の展開やその引きの素晴らしさのあまり、毎巻読み終わった後に4ヶ月続きが楽しみすぎて苦しむのが嫌なので、ストックが2巻分溜まってから読むというのを20巻あたりから繰り返しています。

 

当初予想されていた規模よりもはるかに広がった世界観で回収される過去の伏線。

解き明かされる巨人の謎。

 

28巻を読むに終わりはそう遠くないように感じます。オリンピックより早いかもしれない。

 

言うまでもないですが今一番続きが楽しみな作品です。

まだ読んでない方は是非!

 

 

進撃の巨人(1) (週刊少年マガジンコミックス)

進撃の巨人(1) (週刊少年マガジンコミックス)

 



 

 

5.ダンジョン飯(連載中)

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最新刊7巻

 

剣士のライオス率いるパーティがダンジョンで遭遇したレッドドラゴンによって全滅させられた上に、自分を逃がしてくれた妹のファリンがドラゴンに食べられてしまった。再び装備を揃えて助けに行かなければいけない。

でに飯を食わねば力が出ない!でも食材も資金も無い。

そうだ、魔物を食べよう。

 

と言う絶対再現できない新感覚グルメ漫画

モンスターを料理して食べてしまおうという発想だけでも面白いのにこの作品の素晴らしいところは、モンスターを解剖しながら体質や肉質、生態や味の感想まで事細かに設定が作り込まれていること。

 

ダンジョンの設定、魔法の設定、種族の設定。

毎話毎話設定資料を読んでいるかのような発見と感動を味わえます。

 

中でも感動したのは、一見ゼリー体のスライムの急所や内臓を解説する1巻の冒頭です。

 

最近のファンタジー世界を描く作品は、魔法や精霊といった設定を細かに作り込んでいる作品が多いため作品ごとの個性が強くてどの作品も好きなのですが、ダンジョン飯はその中でもぶっちぎりで好きです。

 

RPGやファンタジーが好きな人にオススメです。

 

 

 

 

 

 

6.デッドマンワンダーランド(完結済)

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全13巻

自分が漫画をまとめ買いするきっかけになった作品です。

高校の時、部活帰りに通っていた接骨院で読んでいたものの卒業と同時に読む機会がなくなってしまい、大学に入学してからブックオフでまとめ買いしたのがもう4年前ですね。

 

いつもの教室での日常に突如現れた赤い男(レチッドエッグ)によって教室は一瞬にして血の海に。唯一生き残った少年五十嵐丸太は大量殺人の冤罪によって死刑囚達が収容されるテーマパーク、デッドマンワンダーランド に収容される。そこで出会った色素のない少女、シロ。突如目覚めた罪の枝という能力。罪の枝を持つ人間はデッドマンと呼ばれ、他のデッドマンと戦闘や交流をかわしながら赤い男が巻き起こす事件に巻き込まれていく。といった話。

 

コミック版エウレカセブンのコンビが送る美しいイラストの完全オリジナル作品でアニメ化もされているので知っている人もいるのではないかと思います。アニメは中途半端なところで終わってしまったもののオープニングの空耳が印象に残ってる人も多いはず。(シャッキンガワーンタンメーン)

 

かなり過激なスプラッタ描写も満載で、この作風だからこそ描ける血や臓物をただグロい何かじゃなくてもっと神秘的で美しい何かという感覚はデッドマンワンダーランドならではの特徴だと思います。

 

作品の評価はサイトでまちまちですが、個人的には定期的に読み返すほどには好きです。

現在同コンビで連載中のスモーキンパレヱドも合わせてどうぞ。

 

自分はまだ読めてませんが(笑)

 

 

 

 

 

7.亜人ちゃんは語りたい(連載中)

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最近巻6巻

 

アニメ化されている作品であるものの4巻の発売からかなり長い間が空いていたので打ち切り?という恐怖もありましたが作者が病気で療養していたとのことで連載が再開された作品。

 

先ほども書いたようにモンスターで魔法などの設定が作り込まれた作品が好き。

というのと似た理由でこの作品が好きです。

 

前者は架空の生物にその物語ならではの設定がつけられているのに対して、後者は日本や西洋で伝説に語られる生き物を科学的な視点で考察する。という面白さがあります。

 

亜人の存在が国に認定、保護されている世界で亜人の女子高生と教師が主人公の作品なのですが、亜人ゆえに生じる私生活への影響や体の仕組みを解決していくというテーマなので、設定として見慣れた吸血鬼やデュラハンの性質や構造を改めて考察し直して科学的に解決する。というなんとも独特な日常系作品になっています。

 

最新刊で登場した座敷わらし、頭と体が離れたデュラハンの体の謎というよく考えてみればなんで?

という謎になんとなく答えを与えてくれる作品です。

 

 

 

亜人ちゃんは語りたい(1) (ヤンマガKCスペシャル)

亜人ちゃんは語りたい(1) (ヤンマガKCスペシャル)

 

 

 

 

8となりの怪物くん(完結済)

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全13巻

 

自分が少女漫画を読むきっかけになった作品です。

有名かつ人気作、実写映画も公開されたばかりということもあって改めて紹介する必要もないかもしれませんが紹介させてください。

 

自分が少女漫画を食わず嫌いだった理由の1つである美少女と王子様の甘酸っぱい恋愛。という文字に起こすだけでも胸焼けがしそうな印象を見事に取っ払ってくれた清々しいぐらいそんなことない少女漫画です。

 

勉強と弟以外に一切興味を示さないガリ勉のシズクと親の愛情を受けずに野生児のように育ったハル

不登校だったハルにプリントを届けるようにと仕事を押し付けられたシズクがハルと出会い。まっすぐで時に無神経なハルと関わるうちにシズクはハルに、ハルはシズクに影響されながら付き合ったり別れたりを繰り返したりする高校生活を描く作品です。

 

もちろんこの2人の恋愛模様が主軸なのですが、個性的な友人枠達の恋愛模様もまた面白いのがこの作品。

作中のみんなを心から応援したくなるそんな作品でした。

 

この作品も何回読み返したかわかんないね。

 

 

となりの怪物くん愛蔵版(1) (KCデラックス)

となりの怪物くん愛蔵版(1) (KCデラックス)

 

 



 

9.バキ(完結済)

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全32巻

少女漫画の後に紹介するのもどうかと思いますがバキです。

地下トーナメント編を描いた、グラップラー刃牙

その続編である死刑囚編、大雷台編を描いたバキ

宿敵であり実の父である地上最強の生物範馬勇次郎との決戦を描いた範馬刃牙

その後も、刃牙道、バキ道と続く人気シリーズです。

 

話の主軸は地上最強の生物として世界中に名を轟かす範馬勇次郎の息子、天才格闘家範馬刃牙が母親を殺し、力で全てを支配せんとする父親を倒すべく、表と裏社会で最強だけを集めたトーナメントや世界中の死刑囚と日本で戦いを繰り広げたりと、その壮絶な内容とともに男の憧れる姿の1柱でもある作品です。

 

なかでもバキはツイッターまとめサイト、LINEスタンプで多用される名言、迷言が多く詰まった作品です。バキシリーズはシリーズごとに絵が変わっていく中でバキの絵が一番好きなのも理由の1つです。

 

ここから読み始めるのはちょっとハードルが高いと思うので、まずはグラップラー刃牙から読むことをお勧めします。自分が一番好きなのはグラップラー刃牙です。

 

 

 

 

 

 

10.ブラックラグーン(連載中)

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最近巻11巻

作者の広江礼威先生がRe:CREATORSの制作に関わったことから5年ほど休載していた作品。

殺しが日常と化したタイの架空都市ロアナプラに拠点を構える、あらゆる汚れ仕事を引き受ける運び屋と裏社会に属する人々の物語を描く作品。

 

機関銃を振り回すシスター、裏社会を敵に回すシリアルキラーの双子、ヤクザの跡取りである女子高生。

個性的じゃ収集がつかない程に個性的で残虐性溢れる裏社会の人々がその中で巻き起こす事件で、時に殺し合い時に協力し合うガンアクションマンガ。

 

正直この内容を文字に起こすのは自分には不可能。

古い俗語猥語が多く飛び交い、なんかよくわからないけどかっこいい。

物語を理解するために何度も読み返して、その度に惹かれていく作品。

 

連載も再開して再びギアがかかってます。

強い刺激を求める方にお勧めです。

 

 

 

 

 

 

11.ふらいんぐういっち(連載中)

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全7巻

 

横浜から青森の田舎町に飼い猫のちとと一緒に魔女の修行に来た女子高生、真琴の物語。

ファンタジーのような派手な魔法ではなく、現象が発生するおまじないのように優しい魔法。

季節の変化や日常的な現象は魔法使いに人為的に引き起こされていた。といったような世界を回すための魔法みたいなのがいろいろ登場する作品です。

 

日常色が強く、ギャグ漫画と魔法が出てくる絵本を足して割ったぐらいの和やかさ。

それでいて他の作品同様に魔法の設定、世界観の設定がしっかり作り込んである作品です。

 

田舎町には魔女がいる?

なんて思わされる不思議で面白日常の作品です。

 

アニメ化もされているのでぜひ見てみてください。

 

 

 

ふらいんぐうぃっち(1) (講談社コミックス)

ふらいんぐうぃっち(1) (講談社コミックス)

 

 

 

 

12.放課後さいころ倶楽部(連載中)

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最新刊13巻

 

昨年アニメ化が発表された作品。

女子高生がみんなで集まってボードゲームするだけ。

 

というと淡白な作品に聞こえますがそれで十分。

ボードゲームってやりたくても気の会う仲間がいないと楽しめないのでなかなか遊ぶ条件ってのが難しいものなのですが、種類は豊富でたまに書店で見つけるボードゲーム特集の作品を手にとって妄想を膨らませるも遊び友達がいなくてやらなくなる。

 

面白そうなんだけど遊べない。

そんなモヤモヤを解決まではいかないものの、ゲームの流れや楽しさを漫画と楽しそうに遊ぶ女子高生という最高の組み合わせで教えてくれる作品です。

 

こんな楽しそうに遊ばれると逆にフラストレーションがたまってしまうのですが、それが仲間を探す原動力になればと思います。大学の先輩が頻繁に仲間を集めて遊んでるみたいなのですが本当に種類が多くて全部が全部違う内容違う戦略が必要になるみたいで面白そうなんですよね。

 

1回だけTRPGを2日かけて遊んだことがあるんですがあれも遊ぶ条件が難しい。

めんどくさがらず楽しめる人だけが集まって進行も上手い人じゃないと進まないですからね。

 

スカイプとかでできないかぁ…

 

 

 

 

 

13.レビウス レビウスエスト(連載中)


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レビウス全3巻 レビウス エスト全5巻

 

つい先日Netflixでのアニメ化が決まったレビウスとその続編レビウス エスト。

ちなみにレビウス エストはレビウスの掲載雑誌が変わったことでタイトルが変わったものなので実質レビウス4巻と同じ感じになります。

PVが発表された当時はメガロボクスじゃん。というコメントが多くみられたようですがそんな偏見で見ないのは大きな損をしています。

 

メガロボクスが強化外骨格を使った明日のジョーなら

レビウスはオートメイルを使ったグラップラー刃牙

 

義手義足に仕込まれた武器や隠しギミックを使ってどちらかが死ぬまで行われる格闘劇

スチームパンクな世界のコロッセウスで行われる機械拳闘。それに参加するレビウスと大会に突如現れた戦争代理組織アメジストの謎の女性拳闘士。

 

細かい線画のようで線内な作画に背景は一眼写真のようにぼかされており

最初は違和感を感じるかもしれませんが次第にその美しさに魅了されていくことと思います。

 

作風は独特で、内容は熱い!

近所の本屋に並んでなかったのでわざわざ取り寄せて、そのあとKindleで買い直したぐらい好きな句品です。

 

 

 

Levius レビウス 新装版 上 (ヤングジャンプコミックス)

Levius レビウス 新装版 上 (ヤングジャンプコミックス)

 
レビウス 1 (IKKI COMIX)

レビウス 1 (IKKI COMIX)

 
Levius レビウス 新装版 下 (ヤングジャンプコミックス)

Levius レビウス 新装版 下 (ヤングジャンプコミックス)

 

 



 

 

 

14.私の少年(連載中)

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最新刊5巻

 

スポーツメーカーに通う30歳の女性はその帰りに道で出会った12歳の少年に惹かれていく。

元恋人からの酷い仕打ちを受けていた聡子、家族から関心を向けられず孤独に育った真修。

聡子は真修に母性を感じ、2人は頻繁に会いわずかな時間を共にすることに。

 

家族愛と愛に飢えた年の離れすぎた2人の運命が交わる日々は、美しくもあり危険なものでもある。

どれだけ聡子が愛を注いでも真修は他人であり、その家族からすれば真修に接近する危険人物でもある。

家族との時間のような愛しさと、一歩間違えれば犯罪になりかねない綱渡りのような危険さの間に揺れ動く母性のような何か。

 

そこから転じる2人の運命はどこにたどり着こうとするのか。

 

綺麗な絵で一見幸せそうに見えながら急に訪れず現実の非常さ心を締め付けられる。

 

個人的にドラマ化してほしい作品2年連続1位です。

 

 

 

 

 

最後に

さて、いかがだったでしょうか。

今本棚に入っている作品は新居に持ち運べないので、この中からさらに厳選してKindleで買い直すことになると思うのですがその内Kindleで買ってる連載中の作品も紹介できればいいなぁと思ってます。

 

気になった作品があればアニメから入ってみてもいいと思いますし、1巻ぐらいなら古本屋で立ち読みして面白かったぜひ新刊で買い揃えていただけたらと思います。

 

皆さんのおすすめをコメントに残してくれると嬉しいです。

【書くに足らないこと】我が家が実家になった日

どうも、ねきろむです。

 

およそ9日間の研修を終えて一度実家に帰ってきました。

今日含めて4日休んだらまた大阪でホテルと研修場を大福する生活を4月が終わるまで繰り返さなくてはいけません。

 

きっと誰もが一度は経験するであろう実家を発つ日。

自分はまさにこの家に住み、家族と生活するのが後4日になりました。

 

あれだけ待ち望んでいたはずの一人暮らし。

9日間の研修であまりの孤独と気疲れに耐えきれずなんども人目につかない場所で涙を流し

涙を乾かしてまた研修に戻っていました。

 

会社のルールで同期との会話は敬語を強制され

同期とはみんな敬語で会話。話し方を常に他の社員に見張られながら

研修中は1日中壊れたパイプ椅子の上で座学。

 

外に出ることは許されず、起床後と朝食中にのみ朝日を拝み

研修が終わると外は街灯もない暗闇。

 

こんな生活を4日間してきました。

これでもまだ半分も終わってません。

 

正直もうこんな仕事辞めたいです。

そもそもまだ仕事じゃなくて研修の段階ではあるのですが

 

もともと自分がやりたくて初めて仕事でもないのにこんな過酷な環境で1ヶ月も他人同然の人間とお互いの距離感を測りながら生活しなければいけない。

 

就寝時でさえ常に誰かの視線が存在し、安心する暇などない。

 

そんな生活を送った後、大好きな家族のいる実家に戻ってくるとようやく最後の2日間で慣れてきた

家族のいない1人の環境が崩壊し地元に着くなり号泣してしまいました。

 

家に帰り、まずは父の顔を見ると号泣。

声を聞くと号泣、部屋に入ると号泣。

 

どこにいても、何を見ても愛しいものばかり。

でもここにいられるのも後4日。

 

4年前の自分はこんなこと思いもしなかったでしょう。

なんせその時は早く家を出たくて仕方がなかったから。

 

ただ結局両親に引き止められて行かなかったわけですが

今なら引き止められた理由もわかります。

 

自分も同じ気持ちだからです。

 

大好きな人、誰よりも愛し、愛してくれた家族にいなくならないでほしい。

できることならこれからもずっと一緒にいたい。

 

でもそれじゃダメなんだと思い、実家から遠く離れた場所に住むことにしました。

 

広島から横浜まで新幹線で約4時間。

そう簡単に帰れる距離ではありません。

 

仕事も忙しいですしおそらく正月に少し帰れるぐらいだと思います。

 

23年間毎朝起きたら台所にいて、学校から帰ると居間にいて

毎日毎日会うのが当然だった家族。

 

そんな家族も自分から突き放さなくても本当に会えなくなる日が来ます。

両親が亡くなった時、おそらくあと20年以上先の話になると思いますが

いつまでも家族に甘えていると、いつかその時が来た時今の自分は

恐らく自分は2度と立ち直れなくなります。

 

両親はいつまでも家にいてくれても構わない。と言ってくれてはいますが

23年間育てた息子がいつまでも親の元から離れられないのでは安心できないでしょう。

 

自分が家を出て行った前後の日

母は一人で買い物に行くと告げ

買い物をしながら泣いていたそうです。

 

いつまでもあると思ったいたものがなくなる寂しさと苦しさ。

自分も辛く苦しいです。正直ここまで泣いたのは自分が中学の時新型インフルエンザで家の中で隔離された時以来です。

 

苦しみから逃れるすべもなく、ただ1人その苦しみに耐えている最中、おかゆを持って様子を見に来てくれる母が出て行った後に号泣した時は寂しさと苦しさで泣いていました。

 

何年たっても心の芯の部分は変わってないんだな。と思いました。

 

ただ、家に帰ったとき

いろんな場所を見て、家族を見て愛おしさを感じたあたり。もうこの家をは我が家じゃなくて実家なんだな。と思いました。

 

自分で飛び出して自分で決めたことです。

これからここは実家という場所になりました。

 

 

きっとこの涙はいつまでたっても枯れません。

正直収まりかけていた涙もたった今母と抱き合って二人で号泣したことでまたしても決壊しました。

 

でもこれは普通の家族なら当然のことなんです。いつか訪れる別れ。距離が近かったときほど、突然すぎるほど心は受け入れられず、対応できずこうして溢れてしまうのです。

 

なのでこの寂しさもおそらくは新生活が始まってしばらく時間が経てば変わることと思います。

 

友達ができれば変わると思います。

 

だからそれまで耐えればいいし、どうしてもダメなら戻ればいい。生活すること、働くことはどこだってできるわけですから。

 

ただ、自分がどういう決定を下すか。

耐え忍価値のある苦しみか。ということです。

 

自分はこれを耐え抜いた先で別に今の仕事も心から望んで入ったわけではないので1年そこらで転職して、自分が本当にやりたい、人生を捧げたいと思う仕事を探す。

 

そのためにこんなにしんどい1ヶ月も、家族と離れて涙を流す日々も耐えようと思えるのです。あくまで今はですが。

 

今日は多分顔を合わせるとまた泣いてしまいます。泣いてる姿を見て不安に思って欲しくないのでまた明日。

 

最後の3日間、家族と共に過ごしたいと思います。

 

そして最後の日、思い出を語りながら思いっきり泣いて出発は笑顔で迎えたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でもまぁやっぱ行きたくないですね。

許されるならずっとここにいたいです。

 

ザコンとかファザコンとかそういうのじゃなくて家族と過ごすこの時間が大好きなんです。

 

 

 

 

ps:なぜこんなことをわざわざ書き留めたのか。

人に見てもらうことよりも、この先1年後とかにこの気持ちを思い出せるよう。成長を実感できるよう。弱い自分の言葉をここに残しています。

 

 

【映画レビュー】平成最後にして上半期最高の1作 グリーンブック 他【MOVIE 鑑賞記録】

 

どうも、ねきろむです。

 

久々の映画鑑賞記録です。

更新は久々ですがほぼ毎月Netflixや映画館でいろいろ見てました。

最近だと、スパイダーバース、アリータ、キャプテンマーベル。

 

鑑賞後に時間があったものはFilmarlsでレビューを書いてるのでよかったら見て見てください。

 

4月からは研修でしばらく大阪に滞在してます。

梅田のヨドバシなんか素晴らしかったのですが大きなショッピングセンターはどこもかしこもファッション関係の店ばかり。大学4年間、私服は黒いシャツとデニムを貫き通した自分にとってファッションは特に関心が薄い項目です。

 

そうなってくると大阪駅にも特に魅力を感じられず、せっかくの公休をホテルの中で寝て過ごすのも勿体無いので外をウロウロしてると近くに映画館があり、そこで休日を過ごすことにしました。

 

結構大きな映画館だったので滞在中にまだいろんな作品が楽しめそうです。

 

というわけで今日見てきたのは、グリーンブック運び屋です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グリーンブック

作品紹介

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人種差別が色濃く残る1960年代のアメリカ南部を舞台に、黒人ジャズピアニストとイタリア系白人運転手の2人が旅を続けるなかで友情を深めていく姿を、実話をもとに描き、第91回アカデミー作品賞を受賞したドラマ。1962年、ニューヨークの高級クラブで用心棒として働くトニー・リップは、粗野で無教養だが口が達者で、何かと周囲から頼りにされていた。クラブが改装のため閉鎖になり、しばらくの間、無職になってしまったトニーは、南部でコンサートツアーを計画する黒人ジャズピアニストのドクター・シャーリーに運転手として雇われる。黒人差別が色濃い南部へ、あえてツアーにでかけようとするドクター・シャーリーと、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに、その旅に同行することになったトニー。出自も性格も全く異なる2人は、当初は衝突を繰り返すものの、次第に友情を築いていく。トニー役に「イースタン・プロミス」のビゴ・モーテンセン、ドクター・シャーリー役に「ムーンライト」のマハーシャラ・アリ。トニー・リップ(本名トニー・バレロンガ)の実の息子であるニック・バレロンガが製作・脚本を手がけ、父とドクター・シャーリーの友情の物語を映画化した。監督は、「メリーに首ったけ」などコメディ映画を得意としてきたファレリー兄弟の兄ピーター・ファレリー。アカデミー賞では全5部門でノミネートされ、作品賞のほか脚本賞助演男優賞を受賞した。出典:映画.com

 

 

 

感想

人種差別をテーマにした作品はこれまでいろいろあったような気がしますが、基本的に見終わった後にしっとりする作品はよほど評判が良くない限り、それこそ『ROMA』のような作品じゃないとわざわざ劇場まで見にいきません。

 

そんな中でグリーンブックを見に行こうと思ったのは、例のごとく黒人差別が強い時代の話ということ以外の前情報を一切入れずに見に行って、あとはポスターの雰囲気が『最強のふたり』や『最高の人生の送り方』と同じような雰囲気を感じたからです。実際その直感は当たってました。

 

自分の家で黒人が飲んだコップを捨てるほど黒人が嫌いで、荒くれのような振る舞いのバレロンガと幼少期から鍛錬と演奏の日々を送ってきたアーティストのドクター・シャーリー。

送り出す家族からも『黒人を殴って1ヶ月で帰ってくる』と笑われながら見送られるぐらい暴力的。車に乗るまでの流れで十分すぎるぐらいバレロンガがどんなやつかがわかります。

 

そんなバレロンガも定期的に妻に手紙を送りつづける一面があったり、自分の信念を曲げるような人物には鉄拳を下したりと芯の強い人間でした。そんなバレロンガはシャーリーの演奏を初めて聴いた後にシャーリーの才能を素直に受け入れ、最初は嫌がっていた仕事も彼のために行動を起こすようになります。

 

シャーリーもほんの少しずつ心を開き、バレロンガとの交流も増えていきます。

そもそも彼らは、タイトルにもあるグリーンブックという黒人が酷い南米区域を旅行をする際に、黒人が利用できる施設を書いたガイドブックを頼りにツアーを進めていくのですがその宿泊先で何度も差別に会い、それでも南下を続けるシャーリーは一体何を目的にしているのか。

 

アーティストとして賞賛され、一度ステージを降りると目を覆いたくなるような差別を受ける。

そんなツアーの中で何を得ようとしているのか。

ツアーの終点にたどり着いた時、彼らはどうなるのか。これほど愉快な終わりはないと思います。

 

全く育ちが違う2人が互いに少しずつ影響されていき、打ち解け合うシーンの数々もにやけずに見ることはできません。あとこの作品を見た後、絶対KFCに行きたくなります(ゴミはちゃんと捨てようね)。

 

言葉足らずな感想でしたが、黒人をテーマにした作品の中ではかなりストレートでそれでいて愉快な話です。それこそ最初にあげた作品が好きは人は心から楽しめると思います。

 

平成最後に見た最高のヒューマンドラマでした。

これは多分2019年上半期ベスト、年内ベストかもしれません。

 

 

 

運び屋

作品紹介

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巨匠クリント・イーストウッドが自身の監督作では10年ぶりに銀幕復帰を果たして主演を務め、87歳の老人がひとりで大量のコカインを運んでいたという実際の報道記事をもとに、長年にわたり麻薬の運び屋をしていた孤独な老人の姿を描いたドラマ。家族をないがしろに仕事一筋で生きてきたアール・ストーンだったが、いまは金もなく、孤独な90歳の老人になっていた。商売に失敗して自宅も差し押さえられて途方に暮れていたとき、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられたアールは、簡単な仕事だと思って依頼を引き受けたが、実はその仕事は、メキシコの麻薬カルテルの「運び屋」だった。脚本は「グラン・トリノ」のニック・シェンクイーストウッドは「人生の特等席」以来6年ぶり、自身の監督作では「グラン・トリノ」以来10年ぶりに俳優として出演も果たした。共演は、アールを追い込んでいく麻薬捜査官役で「アメリカン・スナイパー」のブラッドリー・クーパーのほか、ローレンス・フィッシュバーンアンディ・ガルシアら実力派が集結。イーストウッドの実娘アリソン・イーストウッドも出演している。 出典:映画.com

感想

家族よりも農園での作業を優先し続け、娘の結婚式にすら参加せず花の展覧会を酒を飲み明かし、若い女性にジョークをかますような心は若いお爺さんが、90歳になった年にネットの普及によって農園の品が売れなくなり差し押さえを受けて職を失うことに。10年以上会ってない孫の結婚前パーティに顔を出してみるも妻と娘に煙たがられ、帰ろうとしたその時、1人の男がアールの運転技能を見込んで運び屋の仕事を任せます。

 

年季の入ったトラックで何だかよくわからないものを指定の場所まで運ぶだけで高い収入を得られると知ったアールは多額の報酬を手に孫の結婚パーティに資金提供をしたり、火災に会った行きつけのバーの改装のためのお金を運び屋の仕事で稼いだり。と1回で辞めるつもりだった仕事を何度も繰り返すことになるうちにボスからも厚い信頼を買いなんども大きな仕事を任せられることに。

 

しかし大元のグループが警察の拘留対象になり、徐々にその距離を詰められる。

そんな中でアールは自分が何をやっているかに気付きながらも監視役の男に人生のなんたるかを語ったり、銃を突きつけられても大きな態度を取り続けたりと只者ではない感じを常に漂わせています。

 

が、そうやってお金を手に入れて家族から信頼をり戻そうとするうちにグループの状況がどんどん悪くなって行き、終盤命に関わるところまで追い詰められた時にあまりにもうまく行きすぎてないかと思うぐらいアールはいい方向に転がっていきます。

 

でもまぁアールがこれまで息を吹きかけてきた人達の心を知らないうちに動かしていて、その結果があの幸運と結末を招いたのかぁと納得できなくもないけどうまくいきすぎ。

 

90歳にしてあまりにも怒涛の時間を走り抜けながら、その中にいるアールは恐ろしく落ち着きがあり、時々不安さえ感じるほどの行動の数々。そんなアールを見てると90歳で麻薬の運び屋という緊張感を忘れて癒しさえ感じます(笑)

 

個人的にはグリーンブック見た後に、違う主人公が違う口調で運転を指摘されてるのがなんか面白かったです。

 

気になる方は是非!

 

 

 

最後に

おすすめは圧倒的にグリーンブックです。運び屋も面白かったけどどちらかというと前者。

あと話は変わりますが自分は今回初めて中国地方以外の場所で映画を見たのですがCMの内容が全然違って面白かったです。地域によってこういう違いがあるんですね。

 

あと地元の映画館は人気作でも2週目から会場内に10人。

CMをやってないような作品だと自分込みで2.3人しかいなかったり。それに比べて大阪の劇場は少なくても20人ぐらいいるので寂しさを味わうことがなくていいです。横浜に行くともっと多いんだろうなぁ。

 

人が多いと自分が期待してる作品を他の人も期待してるって感じがして安心します。

自分しかいないとなんか悲しいよね。

 

でも残念なことに上映直後まで普通に喋ってる夫婦がいたり、エンドロール中に大きな音を立てて立ち上がる人が普通にいるのが非常に残念。人が多いのでこういう人が増えるのもしょうがないような気がしますがそれにしても残念。

 

1回入ったら出られないとかやるべきだと思うんだけどなぁ。

 

いい作品を見た後に作品に関係ないところで不満を感じてしまったのでちょっと残念。

【書くに足らないこと】報告と今後のお知らせ

どうも、ねきろむです。

 

本日、平成31年3月20日を持って私ねきろむは大学を卒業しました。

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自分個人としては趣味とはいえ専門的の伸ばしていた映像周りの技術がかなり磨けたような気がします。

 

高校以上に周囲の人間関係が脆く、複雑な反面。

性別や人種を超えた友情を結べる大変素晴らしいところでした。

 

自分が出た大学は地元では有名ではあるものの全国的にみれば消して大きな大学ではありません。

とはいえ今は、有名大学の生徒が相次いで逮捕されたりと大学の名前で知性を測りきれない世の中です。

 

世に言うFラン大学と言われる場所でも多国語を喋れる留学生がいたり

毎年自分の作品で賞をもらったりする生徒が自分の周りにもいました。

 

結局どの大学に入っても、いかに自分という存在を示すものを社会に提示できるか。

その準備期間をうまく使える人が社会で評価されるのでしょう。

 

就活サイトの中には大学の名前だけでセミナーの応募状況の表示が違ったりするぐらいの差別具合ですが、そういう企業や就活サイトは正直クソです。そんな場所にこだわる必要はないと思います。

 

就活を控えている大学生、今年から大学デビューの新入生。

どの大学に入っても大事なのは、いかに自分という個性に価値を生み出せるか。提示できるかです。

 

大学が名前負けしてようと、生徒の頭が良かろうといい人間関係を引き寄せるのは人間性です。

人間性のない人は職を得ても人を得ることはできません。

 

こればっかりは断言できます。

 

周りの人を大事にするということが人間性の良さにも影響されてくることでしょう。

 

 

 

 

 

 

何はともあれ大学を卒業し、未知の領域である社会に漕ぎ出していくわけです。

自分は約23年すんだ地元を離れて横浜で販売員として働きます。

 

横浜まで出といて販売員かよ。

と自分自身も思うところですが

自分が横浜に行くのは、自分が本当にやりたいこと。

人生を捧げられる仕事を探しに行くためでもあります。

 

自分はこれまでなぜか評価されてきた映像技術や歌唱能力など、人から猛烈に評価を受けるもいまいち自分がそれを信じられていないところがあります。

 

自己分析を何度しても自分は創作系の職業が向いていると言われるもそれがいまいち信じされない自分がいます。

 

それは多分周りが認めてくれる自分の才能の片鱗を自分が才能と認められていないところにあると思います。

23年間自分なりにいろんなことをやってみてそれでも信じられなかったのはなぜか。自分がときめくものに出会えなかったのはなぜか。それは多分地元にそれがなかったからです。

 

だったら23年目以降自分がそこにいる理由はほとんどありません。

20代という時間は10代の次かそれ以上に自分の人生を左右する時間です。

 

ここでいかに切磋琢磨するかで自分の残りの人生の生き方。

可能性が左右されるといっても過言ではないでしょう。

 

だから自分は地元を離れます。

でも家と仕事は必要なのでひとまず横浜で働きます。といった感じです。

 

 

それに伴って電子機器一式が新居に郵送されており、加えて会社の研修が丸々1ヶ月ほどあるのでPCからのブログの更新は1ヶ月半ほどできなくなります。

 

あとゲームもできません。

 

しばらくはiPadのみでできる更新だけになります。

 

なのでその間にVlogの計画だったり、記事の補充だったりをしていきたいと思います。

 

今のところブログは続けるつもりですが、それはいざ5月以降働き始めてからあたらめて考えたいと思います。

 

ということで、これからもガコモカホビーズ!!をよろしくお願いします!

 

 

 

【商品レビュー】ブラウンオールB 消耗品とは荒っぽい付き合いがしたい

どうも、ねきろむです。

 

この記事は、電動歯ブラシ「ドルツ」特別お題キャンペーンの記事です。

 

テーマが「私の歯磨き」ということで

ドルツの企画なのにブラウンの話をします。

 

Amazonランキングの上位商品なのでご存知の方も多いと思いますが

ブラウンの電動歯ブラシです。

 

この電動歯ブラシ、同じタイプの商品を4年間使い続けているので

せっかくならこれを機に紹介しよう。という試みです。

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消耗品とは荒っぽい付き合いがしたい

消耗品なのに結構な値段がするものって多いですよね。

歯ブラシもそう、洗顔もそう、食品もそう。

 

高級なものほど品質がいいのは確かです。

 

でもそれをやるべきなのはそこにお金を費やせる人たち。

無理してまでいいものを買う必要は無いと思います。

 

だって消耗品ですから。

 

消耗品=一定のスパンで捨てるもの

 

と考えると必要以上にお金をかけるのはもったいないと思いませんか?

自分は思います。

 

いくら高価なものでも日常で使い続ければ必ず朽ちていきますし

高価なものほど長く使いたいと思います。

 

でもそれって衛生的にどうですか?

自分の体の汚れを取るものならなおさら定期的に買い換えたいところです。

 

歯ブラシだって毎日何度も口に突っ込むものなのに

その度にキチンと除菌してる人もまぁいないでしょう。

 

実家はボロボロのバスタオルやコップを10年単位で使っているので

それをみながら常々思っています。

 

消耗品はちゃんと消耗したら変えるべきなんです。

 

そのためも消耗品はちゃんと消耗して定期的に買い換えるべきです。

 

そんな中で出会ったのがブラウンオールBという電動歯ブラシ

ちょっと長くなりましたら商品紹介といきましょう。

 

 

 

ブラウンオールBが最強の消耗品だとおもう理由

 

理由は大きく3つ

 

  • 安い
  • 処分が楽
  • それでいて性能は十分

 

まず価格はAmazonなら1000円弱(H31.03.13現在は1098円)、店頭なら2000円弱します。

近年、電動歯ブラシといえば大半が充電式なところ

この商品は電池式(単三電池2本)です。

 

バッテリーや専用の充電器が必要無い分その価格が抑えられてます。

それでいて他の電動歯ブラシ同様に別売りのヘッドに交換することができます。

 

電池式なので処分は電池を抜いて本体ごと捨てるだけです。

バッテリー式はバッテリーを分別して捨てる必要があります。

 

そもそも電動歯ブラシ捨てるの?

という話ですが、持ち手がシリコンのものは使っていくとカビてくるので

定期的に交換することをお勧めします。

 

ちなみに自分は風呂場においているのでカビるスピードは早めです。

既に2回買い換えましたが最初は2年目、その後は1年目に買い換えました。

流石に2年使うとお見せできない状態になります。

 

口に突っ込むものなので常に衛生的なものを使っていたいですからね。

 

 

同社のバッテリー式電動歯ブラシの相場が安くても3000円ぐらいなのに

そんな安い商品の品質は大丈夫なのか。

 

十分です。

自分は別に高い電動歯ブラシを使っているわけではありませんが

必要最低限、歯ブラシだと時間がかかる歯磨きを短縮できるパワーがあれば十分なので

そこまで深く考えていません。

 

パワーがあると何がいいかというと

汚れが落ちやすいのはもちろん、歯石もゴリゴリ落ちます。

 

歯石って手磨きだと残ってしまうみたいで

自分も歯医者に行くたびに取られてました。

 

ところが、電動歯ブラシに変えてから一度だけ行った歯医者では

歯石を取る作業の時間が極端に減っていました。

 

安くて、処分しやすくて、それでいて必要十分な性能。

これがブラウンオールBをオススメする理由です。

 

電動歯ブラシのススメ

聞いた話によると、歯科衛生士的には1本の歯を30秒磨くのが理想だとか。

そんなことやってると手が疲れるわ。

 

自分の場合風呂で歯磨きをしてるのでそんなことやってたらのぼせます。

 

しかし、30秒という時間はその時間が必要なのではなく

手磨きのスピードを想定した上で30秒なので

手磨きよりも何倍も早い電動歯ブラシで考えると磨く時間は大幅に短縮されるわけです。

 

しかも普通の歯ブラシって使い終わった後指の腹で軽く洗う程度じゃ無いですか。

電動歯ブラシは貯めた水の中で電源をオンにするだけで汚れをパワフルに振り落としてくれます。

 

これはコップの中で電動歯ブラシを空回しするのと普通の歯ブラシで激しく揺らすのとでは

目に見えて違いがわかると思います。

 

でも安い歯ブラシの10倍近い値段を電動歯ブラシにかけるの?

 

と思ってしまうそこのあなた。

考えてみてください。

 

毎日やるべきことの時間を大幅に短縮し、それでいて手磨きより正確。

10倍といってもせいぜい1000円ぐらいです。

 

そう考えると安い投資じゃ無いですか?

 

歯が与える印象は大きいですからね。

大切にしていきましょう。

 

最後に

とにかく自分は手磨きより電動。

買うなら安くて処分も簡単なブラウンオールBをお勧めします。

 

それで物足りなければより高級な電動歯ブラシを使ってみるのもいいでしょう。

 

 

ブラウン オーラルB 電動歯ブラシ プラックコントロール DB4510NE

ブラウン オーラルB 電動歯ブラシ プラックコントロール DB4510NE

 

 



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