【商品レビュー】用途次第、最強最安のタブレット【Kindle fireHD8】
どうも、ねきろむです。
去年の秋ぐらいからずっとiPadが欲しいと言い続けてる自分ですが、結局使うのは動画アプリ各種とKindle。
何だかんだLightroomはiPhoneで間に合ってる感じだしPremierRushとかPhotoshopとかGarageBandとか買ってもすぐには深めようとしないと思う。というか高すぎて買えない。
今はとりあえずそれなりに快適なタブレットが欲しい。というわけでずっと目をつけてたfireシリーズなのですが、先月新型が出たばかりのHD8が早くもセール対象になり値段もほぼ半額ぐらいまで落ち着いたので購入してみました。
タブレットに求めるもの
レビューに移る前に自分が fireシリーズに目をつけてた理由について書きたいと思います。
fireシリーズに限らずタブレットの低評価レビューに必ずと言っていいほどあるのは
『カメラが悪い』
『表面の滑りが悪い』
『性能全般において悪い』
と言った意見。
さらに見てみると比較対象に上がってくるのは大体『iPad』です。
スマホのカメラ性能、基本スペックが上昇するのと同時になぜかタブレットの基準もiPad並みになってる風潮にあります。が、自分から言わせてもらうと
iPadはタブレットにおけるハイエンド機であるため、これと比較するのは
『軽自動車買ったけどスポーツカーよりスピード出ないしエンジンも弱いから買い損』
と言ってるぐらいにお門違いな比較なのです。
とはいえスポーツーのようなデザイン機能共に最高クラスを求める人もいれば、普通に走れててスペックは並ぐらいで十分。
という人もいます。
なので前者は妥協せずスポーツカーを買うべきで、後者は買える範囲内で用途を満たせばいいのです。
じゃあ自分自身何を求めているのか。
・HD以上対応
・動画アプリ、Kindleが使える
が最低ライン。
カメラは画質が良くても取り回しにくいと使いませんし、スマホで十分。
スマホゲーはあんまやらないし画面が大きいと操作性が悪くなるからスペックは特に必要ない。映像がカクつかなければよし。
それでいてiPadが欲しいと思うのはPrやPsのようにiosでしかないアプリを使いたいだけ。欲しいけど買えるタイミングでいいと思ってます。
そんな自分みたいな、タブレットとかいうのを試してみたいけどお金かけたくない。という人で、かつiPadみたいなハイスペックを期待しない方には非常に感動的な商品になると思います。
開封
前置きが長くなりましたがレッツ開封。
iPadと比べるのはお門違いと言いながら、箱はがっしりしてるとお思ってた自分にとってこの安っぽさは衝撃。
このまま家電コーナーのフックに引っ掛けてありそうなぐらいのデザイン。
fireシリーズのスペックはインチ数が大きくなるほど上がっていくのですが、HD7とHD8でスピーカーがモノラルかステレオに別れます。HD8、HD10はステレオスピーカーです。
中身もシンプルに。
本体にケーブルと給電機、説明書とクイックスタートガイド。
ケーブルはマイクロUSB、本体の包み方や箱の質感を見てもコストダウンに全力を出してる様子が伺えます。
合わせて純正の光沢防止フィルムを買いました。ラップフィルムの割に値段は高めですが、低評価レビューにもある表面の滑りや画面の光沢を防ぐためには欠かせない商品です。
ちなみにシートは2枚入りで、段階式に貼る仕様なのですがタブレットのフィルムをあまり貼ったことがないせいかかなり貼りにくかったです。とは言え気泡を吸収する仕様みたいなので多少荒く貼っても小さな気泡は無くなるみたいです。
大学に行く時間が近かったのでさっさとセットアップして持って行こうと思い起動してみると、すでにAmazonアカウントを登録済み。流石は専売商品って感じですね。
左側面にはステレオスピーカー、反対面にはマイクロSDスロットがあります。
そんなわけでiPhoneでテザリングして本をインストールしながら大学へ。
1日使用した感想
というわけで1日使ってみた感想です。
Goodポイント
意外と充実してるアプリ
事前に買われる方の3割ぐらいは fireシリーズがandroid osではなくKindle os という独自規格のOSだということを知らないんじゃないかと思います。
Kindle osはiPhoneとandroidにあるのにKindleじゃ使えない超メジャーアプリってのが結構あることで有名です。そのためビジネス向きとは言いにくいようなイメージだったのですが、最近自分が使い始めたEvernoteや随分お世話になってるOneDriveといった基礎の基礎のようなアプリはあります。もしこのアプリがないと困る。という場合はストアに入らなくてもAmazonの商品サイトから検索できるので事前に調べてみるといいですね。
程よい白の表現
自分の好みの問題かもしれませんが、発色は液晶に劣るものの白部分の発光が控えめに感じられ、目に優しく感じます。
HD8を買うまではスマホや昔のアンドロイドタブレットで見てたわけですがいずれも目が疲れて漫画1冊読むのがしんどくて読書に集中できなかった自分も移動中や休憩中の読書が快適になりました。
総合的に価格以上
細かいとこをあげるとキリがないのですが総合的に価格以上なことは間違いないと思います。
スピーカーなんか特に期待はしてませんでしたがステレオスピーカーみたく音の立体感があるか無いかで寝ながら見るだけの映像に深みが出ました。
あとプライムビデオ限定になりますがホーム画面をスライドするだけでプライムビデオにアクセスできるのは便利ですね。
各項目への移動は fireTVを使ったことがある方ならすぐに馴染めると思います。
Badポイント
Kindleアプリが使いにくい
画像は左がKindle fire版左がios版です。
前者はいわゆるandroid版と同じで買った本が全部陳列されており冊数が増えると探すのも一苦労です。
一方後者ios版は手動で整理せずとも同じシリーズをひとまとめにしてくれるので管理が非常に楽です。
ちなみに fire版android版ともにコレクションという機能から手動で分類することができますが長いシリーズ本はまとめるのが大変です。特に購入日が違うものはタイトルでソートした後にあいうえお順に遡る必要があります。
なんで全部同じ規格にしないんだろう。
ホーム画面が圧迫されてる
これでも整理した方なのですがまず画面の半分が最近購入したアイテムという履歴で埋められます。正直個々にカレンダーとか時計とか置けるようにして欲しかった。
履歴なんか常時見せられても邪魔なだけです。
後標準アプリの数が結構多いので自分は設定以外ひとまとめにしました。
ボタン類が密集しすぎてる
自分はタブレットでビデオを見るときは必ずと行っていいほどアームに挟んでベッドで見るのですが、アームはどれも側面を開けており充電ケーブルを指したまま見れるようになっているのですが、差込口と電源ボタンが近すぎるあまり、差込口に調整すると電源ボタンが押されてしまうということが多々。
後これは個人的な好みなのですがイヤホンなどの差し込み口が画面の上部にあると縦持ちで使うときに上が引っ張られて非常に面倒です。
ただ fireタブレットは上下反転させて使うことができるのでまだましな方と言えます。
総評
値段を考えるとスペックも機能性も値段以上だと思います。
しかも明日11月4日まではアマゾンのタイムセール祭りの対象用品となり通常8980円の商品が6480円とさらにお手軽になってます。
フィルム込みでも1万円未満に収まります。
価格も安いためiPadのように耐久性の心配をする必要もありません。
セールは明日までです。
タブレットを1つ持っておきたいけどお金はない。という方オススメの商品です。
Fire HD 8 タブレット (8インチHDディスプレイ) (第7世代) 16GB
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2017/06/06
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