【商品レビュー】憧れの高級ワイヤレスイヤホン beatsX
どうも、ねきろむです。
前回の失敗を経て次買うときは良いイヤホンを買おうと心に決めたのは昨年末の話。
色々比較する記事を書こうと思いましたが要は
- デザイン
- バッテリー持ちが良い
- 高音質
というところに落ち着くと思うんです。
さらに実物が無い場合はクチコミで聞いた情報だけが頼りになるので調べたところで実際そうなのか確認しようがありません。
そこで今回調べ物は簡単に済ませてあとはメーカーへの信頼だけで商品を決めました。
と、いうわけで今回はbeatsXのレビューです!
後日談
商品概要
- beatsX
- lighteningケーブル
- イヤーピース3種
- 説明書×2
- ステッカー
イヤホンが取り外しにくくて断線しないかちょっと心配でした。
この時点で気になったのは左右どちらにもリモコンらしきものが付いていること。
これはデザインなのでしょうか?
今日はこの後、地元のお城のライトアップを撮影するつもりだったので急ぎで設定を済ませることに。
電源を起動するとiPhone上にbeatsXの3Dモデルとペアリングの画面が現れました。
このモデルがずっと回転してるのと妙に精巧なのでちょっと眺めちゃいました。
ちなみにbeatsXはAirPods同様にW1チップというAppleが開発したAirPodsとbeats製品の一部にだけ搭載されたチップが搭載されているのでiPhoneに対して何かと恩恵があります。
例えば電源を起動してからペアリングまでがものすごく早かったり
他のApple製品に接続を移す際の移動が楽だったり
そして何より省エネ性能が素晴らしく、最長使用時間8時間に加えて2分の充電で5時間動かせると言う驚異のスタミナを発揮します。
まだW1チップ搭載のオーディオ製品は非常に少ないものの今後の展開に期待したいところです。
GoodPoint
言うまでもなく高音質
beats製品は初購入ですが本当に素晴らしいですね。
自分自身耳が貧弱なので、ちょっとやそっと音質が良くなったぐらいで実感がわかないのですがこれに関してははっきりわかりました。
はっきりと聞こえる中高音とそれを邪魔しないが存在感のある低音。
間違いなくこれまで使ったイヤホンとは比べものにならない高音質です。
ちなみに自分が普段聴く音楽は
- 好きな男性アーティスト 2割
- テクノ、ダンスミュージック 2割
- ゲームや映画のサントラ 6割
と行った具合で音域は高音も低音も幅広いながら、ほとんど不満を感じていません。
強いて言うなら低音はもう少し強い方が好み。
超余談ですが、自分が新しいイヤホンを買うと必ず最初に聴く曲がクロノクロスの『時の傷痕』です。
特に深い理由はないのですが、いろんな楽器の音がして低音も強く、OPの曲なので長さも短めと言うことで試し聞によく使います。
ネックバンド部分の長さ
自分が以前使っていたサウンドピーツのイヤホンにも内蔵された磁石をくっつけてネックバンドにすることができたのですが、本体が短いので自分の首だとゆとりが全くなかったのがネックでした(笑うとこ)。
対してbeatsXはコントローラーから先がかなり長めなのでかなりゆとりを持って装着することができます。これには賛否両論ありますが自分は好きです。
ただ、このバンドの長さデザインの好き嫌いを生むような感じもしておりその辺に関してはまた後ほど。
バッテリーの持ち
自分が使ってきたワイヤレスイヤホンは、いずれも充電を忘れると1時間足らずでバッテリーが切れて充電。充電しておいても1回は充電することになるのですが今のところ開封直後に身充電で4時間使用、翌日満充電から5時間ほど使用しましたが充電が切れる。気になったことは1度もありません。
流石は、最長8時間使用可能のW1チップ。
急速充電
今のところ外で実感したことはありませんが、8時間も容量があるのに30分ぐらいで満充電になるのは急速充電の恩恵だと思いました。
意外と優れてる遮音性
自分が新しいイヤホンを買う上でノイズキャンセリングを意識するか否かと言うところはかなり重要なポイントですが、自分が調べたブログの数々ではノイズキャンセリング対応という風に書かれているサイトもあり。beatsXに落ち着いた理由もノイズキャンセリングが本当についているなら。
ということでした、が。
実際beatsXにノイズキャンセリングは付いていません。
厳密にはノイズアソレーションという物に対応しています。
その辺の違いについてはbeatsがHPで解説しており、簡略化すると
ノイズアイソレーションはイヤーピースの素材で雑音を遮断する機能。
ノイズキャンセリングはイヤホンが雑音に対応して周波数を出して雑音を打ち消す機能。
前者は物理的に遮断するので電力を必要としないものの完全には遮断できない
後者はは電子的に遮断するので電力が必要になるがほぼ完全に遮断できる
と行った違いがあります。
ちなみにアソレーション自体大きな音は遮断しきれないことが多々あるものの、音楽をかけ始めたら小さい音はほぼ遮断できてると思います。
充電がLightning
iPhoneを使ってる人にしか伝わらないありがたさだと思いますが、2種類のケーブルを持ち歩かなくて良くなったのは非常にありがたいところ。
さらに同梱してるLightningケーブルが50cmと短くカバンの中で邪魔にならないのも嬉しいところ。
beatsのロゴが入ったLightningケーブルもこの製品でしか入手できないレアものです。
BadPoint
充電口がむき出し
ノイズキャンセリングに意識を向けすぎていたので防水性能が完全におざなりになっていたので少し心配でしたが、防水性能においては何かと致命的なポイントがあり、その中でも特に危険に感じたのが充電口です。
自分がこれまで使ったワイヤレスイヤホンはどれも充電口にゴム製の蓋が付属していたのでジムで使ったり雨の日で多少濡れても安心だったのですが、恐ろしいことにbeatsXは充電口が剥き出しでした。
何が恐ろしいってこうなってることでジムは当然、汗をかきやすい夏場の使用も警戒する必要があることです。
これが原因で使う場面が他のイヤホンより狭まっているように思えました。
左右がわかりにくい
物凄い小さい文字で表記はあるのですが、説明書にも書いていないので非常にわかりにくいです。
ウィングチップという耳の溝に引っ掛けるシリコンのチップ(別売り)を買えばかなりわかりやすくなると思うのですが、正直最初から付けといて欲しかった。
デザイン性を意識しての極小表記ならもう少し気にするところもあったと思う。
電源ボタンがわかりにくい
リモコン部分のボタンはわかりやすいながら安っぽくない上品なクリック感ですごく好みなのですが、電源ボタンは位置がすごく後ろにあることと
クリック感がものすごく弱い上起動音が無いので、毎回装着後に起動できてるか心配になります。
ボタン自体もすごく薄い
ネックバンド部分が余る
実際に音楽を聴いている時の状態なのですが、リモコンとイヤホン部分の間が長いため装着すると余ったケーブルの様子がめちゃくちゃダサいです。
写真だとそうでも無いかもしれませんが実物はもっと横に広がってます。
正直おばあちゃんが眼鏡に紐付けた状態でかけてるあの状態にしか見えません。
こうなるならネックバンドにした時に見栄えよりも、イヤホンとして使う時の見栄えを意識して欲しかった。
楽器アプリと相性が悪い
音楽はもちろん、動画アプリで遅延を感じることは全く無いものの
GarageBand、KORG Gatgetなど大手を含め楽器アプリで使用すると1秒未満の遅延が発生しました。
beatsXで作曲は無理だと思います。
設定の問題なのでしょうか・・・
総評
音質は凄くいい
バッテリー持ちも最高
デザインはやや残念
遮音性はアナログだがなかなか
価格に対して良質だと思うが細かい残念さが垣間見える。
とはいえ自分がこれまで買ったイヤホンの中ではベスト。
でも意外と感動は少なかった。
前回の失敗についてはこちら