結局買ったAirPodsProと葛藤
どうも、ねきろむです。
AirPodsproキャンセルする前に届いてしまった
— ねきろむ (@hetaregamer842) 2020年1月17日
届いてすぐにアップルストアにもっていけば返品できるとか書いてあったからそれでいくか
— ねきろむ (@hetaregamer842) 2020年1月17日
そんなことを言ってた昨日から翌朝荷物が届き、それを手にAppleストア川崎に返品に行ったところどうも決済の手続きが上手く完了できてないとかで返品が受け付けられず。
加えてその時対応してくれたスタッフさんの
『え、この人正気?』という表情からの
それを手放すとは勿体ない。出来れば使ったほうがいい。という押しに負けて結局決済の内容を再確認したうえで返品せず使う事にしました。
- 1.開封
- 2.そもそもなぜ返品しようと思ったのか
- 3.良質で自然なノイズキャンセリング
- 4.イヤホン上での操作がかなり快適に
- 5.音質は好みから外れた
- 6.取り出しにくい
- 7.大きさは意外と気にならない
- 8.最後に
1.開封
ワイヤレス充電に対応しても付属のケーブルは有線。しかも片側TYPE-CのLightningなのでアダプタがない人は要注意。iPadみたいにアダプタはついてない模様。
あとやはり重い。
荷物が届いた時から重いとは思ってましたが本体だけ持ち比べてみると明確に分かるほどの重さ。
とはいえ大きさがAirPods2とそこまで変わらないのでポケットに入れておけば全く気になりません。
前回が軽すぎておもちゃっぽかったことを思うと重くなったことで高級イヤホン感が出て気に入ってます。
イヤーピースはS、Lサイズがついてきます。
いつものペアリング画面。
接続すると音量のアイコンがAirPodsProに変わってモード切り替えができます。基本的には本体からのアクションで切り替えるのでほぼ使いません。
ノイズキャンセリングの性能は密閉性が命ということでちゃんと確認するモードがあります。
ぴったりハマってる感がなかったのですがOKの模様。無理に大きいのは目で耳を痛める必要がなくなったのはいいですね。
2.そもそもなぜ返品しようと思ったのか
1つは経済的な事情があったので購入を見合わせようと思っていたのですが、性能面の心配も一部ありました。大きなところで言うと
1.ノイズキャンセリングの必要性
2.ノイズキャンセリングによる弊害
3.音質はどうなの?
の3点。
そもそもノイズキャンセリング必要ないなら買う必要が無い商品なのでまずはそれが必要かどうかなのですが
そもそも皆さんノイズキャンセリングをどの場面で必要だと思いましたか?
電車での通勤中、駅の人込み、新幹線や飛行機の中。
あればいいなという場面は数あれど、果たしてその場面でノイズキャンセリングって必ず要るものなのか。ノイズキャンセリングを好む人は皆口をそろえて『音楽に没頭できる』といった感想を口にしますがそもそも数十分の通勤で音楽に集中できなくてイライラするようなことがあったのか。
自分自身。ネットラジオを聞きながら通勤してる時は電車の音で聞き取れなくてリピートすることも少なくないので自分も全く該当しないとは言えないのですがあれば良くはなりそうの域は出ませんでした。
ノイズキャンセリング自体はかなり前から優れたものが存在しており量販店でそれを経験させてもらった時の感想は『凄いけど怖い』でした。
一瞬にして音が無くなり、自分に向かってしゃべってる店員が何を言ってるのか一切わからない。これがノイズキャンセリングか。といったもの。
それでいて音質はAirPodsよりもよくなってるのか。3万払う価値はあるのか?
といった色んな懸念があり、事前情報を聞く限り音質は良くなってないという事が分かりAirPodsPro2まで待つのもありかな。と思ってました。
ここからは実際に使ってみて数時間の感想です。
3.良質で自然なノイズキャンセリング
AirPodsProは初期状態でノイズキャンセリングがオンになっており、いつもの設定が終わって起動するといきなり周囲の音が無くなります。
騒音が溶けました。
洗濯しながら今日撮った写真をしてる時に付けたと思ったら、パソコンのファンの音。洗濯機の音がフェードアウトして耳鳴りだけが残る。
え、パソコン止まった?と勘違いするレベルのノイズキャンセリング。
更にその切り替わりも非常になめらかで突然音が消えたことに不安を覚えるほどの自然な切り替わり。
正に音が溶ける。
自室から防音室にテレポートしたかのような遮音性。
以前からノイズキャンセリングをオンにして音楽をかけずに耳栓替わりにする。みたいな使い方をされていたようで今回はそれを試してみることに。結果は.....
かえって落ち着かない!!
静かすぎるというのもダメなのかとにかく不安になる。そんな感想。
とはいえ遮音性も完璧で、こうしてブログを書いていても打鍵音もすごく小さくなり外で工事している音も聞こえなくなるので確かに集中力は上がります。
これは慣れれば集中したい時に有効かも?
4.イヤホン上での操作がかなり快適に
AirPods2は本体を叩くことで再生停止やSiriの起動が可能でしたが、音楽聞いてるのに本体を叩くってノイズが乗るじゃん。とかそもそもそこのセンサーの反応が悪かったりと操作系に不満が多かった前回から変わって
今回は摘まむという動作に代わりました。
左右の軽く摘まむ動作と、左右の長く摘まむ動作にアクションを割り振れます。
基本的には短いと再生停止、長いとノイズキャンセリングの切り替えになります。
摘まむ動作になったことで操作系の反応は抜群に良くなりましたし、実際に反応してるかどうかは摘まんだ時に「ペコッ」というアルミのふくらみをつぶした時のようなかわいらしい音がするのでレスポンスもわかりやすいです。
5.音質は好みから外れた
AirPod2を半年使用して中音域というものに慣れていたので、イヤホンのタイプも変わりどのような聞こえかたになるのかと不安でしたが個人の感想としては音質は悪くなったような気がします。
これまで購入したイヤホンの中では中の下クラスです。(これまで買ったイヤホンについては記事の最後で)
低音が強く
高音がやや弱く
音そのものはこもりがち。
イヤーピースが付いたことでスピーカーから物理的に距離ができなことで音が離れて聞こえるのでしょうか。
ちなみにAirPodsProとAirPods2で『一番歌(湘南乃風)』『紅蓮華(LiSA)』『Portal(アベンジャーズエンドゲームより)』の3曲を聴き比べてみてもやはりAirPods2の方が音が全体的にクリアに聞こえるのに対して
Proは音に厚みが増した代わりにこもって聞こえる印象。
個人の好みも大きく反映されるとは思いますが自分はAirPods2の方が聴き取りやすいです。
一応AirPods2はオーバーイヤー式という事から音をあまり大きくすると迫力が出る代わりに音漏れがするといった欠点があるので心置きなく音量を上げるならAirPodsProかなと。
6.取り出しにくい
イヤホンそのものが丸みを帯びたことで表面のつるつる具合が増し、加えてAirPods2より磁石が頑丈なためすんなり取り出せません。
何度かミスってようやく摘まめる感じ。とくに乾燥しがちな冬は厳しいかも。
7.大きさは意外と気にならない
初めて箱を持った時から、今回のは重いな。という感想があったように本体が大きくなって重量もそれなりに増してます。
とはいえ大きさ自体極端に変わったわけでないのでいつも胸ポケットやダウンジャケットのポケットに入れている自分にとっては大きさの違いなどないに等しいものでした。
そんなのよりSONYやBeatsから出してるイヤホンのほうが圧倒的に存在感はあると思います。
8.最後に
結論だけ申し上げるならノイズキャンセリングは期待以上、音質は期待してなかったけど残念。結果想定以上だけど満足感はイマイチといった結果に。
ちなみに初めから返品するつもりだったこの商品。
2週間は返品保証が効いてるみたいなので自分の体質にあうあわないも併せてとりあえず1週間使ってみようというのが今の感想です。
次は1週間後の記事で堀深めた部分をお話しできればと思います。